当科では例年250-300例程度の手術を施行しており、そのうち原発性肺癌は100-110例、転移性肺腫瘍は50例、縦隔腫瘍は30例程度です。肺癌手術のおよそ9割を胸腔鏡下に施行しております。
また当科における肺癌術後の周術期死亡率(30日死亡)は0.3%(2010-2015年)であり、日本全体 0.4% (2006年, Gen Thorac Cardiovasc Surg 2008;56:365-388)および米国 2.3% (2008年, J Thorac Cardiovasc Surg 2008;135:247-254)と比較して良好な成績を得ております。