シンボルマークに込めた意味 |
ギリシャ神話のヘルメス(ローマ神話ではメルクリオス=英語名マーキュリー)の持つ杖であるカドケウスはヘルメスがアポロンから譲り受けたものであり、医療のシンボルです。オリーブの枝に「蛇」が巻き付き、1対の「鷲の羽」が先についています。 東京女子医科大学附属遺伝子医療センターでは蛇ではなく「二重らせん」として、ゲノム医学の進歩を示しました。「鷲の羽」は手にも見えますが、遺伝子医療センターにおける「遺伝カウンセリング」が複数の選択肢をクライアントに呈示し、サポートする姿勢を象徴しました。オリーブの枝は杖の芯として通しましたが、これは遺伝子医療センターの基本概念として貫く「生命倫理」を示しています。 |