健康維持は人生設計にとって大切なことです。当センターは大学病院として昭和50年4月より健診を始めすでに40年あまりの経験があります。健診のみでなく外来を併設することを当初からの特長にしてきました。発見された異常に対して早ければ健診を終えるまでに治療を開始できる迅速な対応が可能であり、健康のすべてを管理できる施設であるというところに大きな特色を有しております。
外来には多くの診療科に女性医師を配置して女性の方が受診しやすい体制を整えています。さらに生活習慣病外来、脊椎専門外来、もの忘れ外来など専門外来も開設しております。これら専門外来では、診療のみならず看護師によるケアや指導も行い、治療の十分なサポートも行っております。
健康管理は単に体の問題だけでなく、仕事や家庭などの生活環境、家庭環境 など様々な要因が絡み合うなかで行わなければなりません。当セン夕ーでは、健診と外来を行う施設として受診者個人の様々な状況とご希望に沿うライフスタイルにあわせた健康管理を行って参りました。こうしたきめ細やかな健康管理を最も身近にお手伝いするのが生活指導医です。生活指導医は受診者のすべてを把握し、様々な相談に対応致します。沿療が必要となった場合、センターで外来を担当する多くの診療科の専門医と看護師が必要に応じて治療とケアを行います。より高度で先進的な治療を要する場合は東京女子医科大学病院の各診療科へご紹介いたします。当セン夕ーには日本各地から健診を受けにいらっしゃる方がおりますが、受診者の地域の専門病院へもご紹介をいたします。こうした観点から、当施設はハブのような役割、すなわちメディカルハブ といった役割を担っていると考えております。
我々が目指しておりますのは、より多くの方に健康で幸せな日々を送って頂くことです。そのために医師のみでなく看護師、技師、事務すべての職員が心を込めて受診者の皆様の健康管理のために努めております。明日への健康のために、是非当施設をご利用下さい。
文責 松村 美由起