多くの新生児は特別な医療介入を必要としません。しかし、現実には結果的に医療介入が必要なかったと言えるだけで、出生後の新生児には多くの問題が発生する危険性があります。呼吸困難、無呼吸、低血糖、黄疸、嘔吐はどの新生児にも発生しうる問題点です。
そこで、当センターでは全ての新生児は出生間もない時期に新生児科医師による全身の診察を行い、問題点がないかどうか確認します。出生時に問題が認められなくても、その後前述の問題が発生する可能性があります。そこで、退院するまで日々の変化に対しても注意を払い、そして無事退院できるようにサポートしています。
これが健常新生児の健診で、新生児医療の重要な分野です。そして我々新生児科医は問題無く退院され、結果的に健常新生児であった時に、一番嬉しく思います。 |
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