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チーム医療

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専門薬剤師育成

日本医療薬学会がん専門薬剤師研修認定施設として、2年単位でのがん薬物療法教育プログラムを実施している他、多くの専門薬剤師の育成、質の高いジェネラリストの育成に努めています。

認定団体 認定?専門資格等 資格取得者数
日本薬剤師研修センター 
研修認定薬剤師 4
小児薬物療法認定薬剤師 1
認定実務実習指導薬剤師 3
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 2
日本病院薬剤師会 感染制御専門薬剤師 1
感染制御認定薬剤師 2
病院薬学認定薬剤師 4
認定指導薬剤師 1
がん薬物療法認定薬剤師 1
精神科専門薬剤師 1
精神科薬物療法認定薬剤師 1
生涯研修履修認定薬剤師 1
日本医療薬学会
がん指導薬剤師 2
がん専門薬剤師 1
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 3
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士 3
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 1
日本臨床薬理学会 認定薬剤師 1
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法認定薬剤師 1

2023年12月現在

チーム医療

薬剤師の職能を活かしたチーム医療への参画、質の高い医療への貢献を目指しています。

  1. 糖尿病教室
    チーム医療による糖尿病の最新の診療を目指して多くの糖尿病内科医、糖尿病眼科医およびメディカルスタッフが力を合わせています。薬剤部では糖尿病療養指導士を中心に、毎週金曜日、16~17時の時間で入院患者の糖尿病教室の患者指導にあたっています。
  2. サイコエデュケーションプログラム
    当院の精神科は患者教育の一環として、独自の「病因?自己治癒力モデル」に基づいて、サイコエデュケーションの枠組みで患者教育プログラムを作成しています。このプログラムは、病気とうまく付き合って「自分らしい生活」を送るために役に立つ事柄を皆で勉強し、今できることについて話し合うことを目的としています。全職種が統一的に関わり、病気のしくみ、薬の役割や種類、服薬管理方法、ストレスへの対応方法等、具体的な生活方法を含めた情報を提供しています。(毎週火曜日開催)
  3. AST、ICT業務
    感染症治療における抗菌薬適正使用管理に薬剤師が大きく貢献しています。広域抗菌薬等の特定抗菌薬を使用している患者さんへの早期介入とモニタリング、薬物投与設計の適正化支援などを中心に行っています。当院においても抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が発足され、現在3名の薬剤師が参加しています。
    また、2名の薬剤師がICTのメンバーとして活躍しており、消毒薬の適正管理、手指衛生プロセスサーベイランスの実施、院内環境ラウンドの参加等を通して感染制御の観点からも貢献しています。
    • 院内感染対策実務委員会(毎月第4木曜日16時から)
    • 感染症科?抗菌薬適正使用支援チームカンファレンス(毎週1回)
    • AST病棟ラウンド(毎週1回)
    • 環境感染ラウンド(週1回)
    • 感染リンクドクター会(2ヶ月に1回)
    • 手洗い月間への参加(年1回)
    • 針刺し防止月間への参加(年1回)
  4. 緩和ケアチーム
    薬剤師が緩和ケアチームのメンバーとして活動し緩和ケアチーム運営の中心的な役割を担う薬剤師が育っています。チームのコアメンバーは2名の薬剤師の他に医師(身体担当、精神担当)、看護師などで毎日院内ラウンドを実施しています。また、コンサルテーションラウンド以外にもスクリーニングラウンドも行っています。チームで作成した?痛み日記?は誰にでも分かりやすい文章を用いて、患者さん自身が理解を深め、上手に痛みを伝え早期治療ができるように、そして不安が軽減されるようにという思いが託されています。
    • カンファレンス(毎週月曜日)
    • コンサルテーションラウンド(毎日随時)
    • スクリーニングラウンド(火?水?木)
    • がんセンターセミナー(実践緩和ケアセミナー)適宜
    • 院内緩和ケアマニュアル作成?更新
  5. NST(Nutrition Support Team)
    現在3名の薬剤師がNSTメンバーとして活躍しています。チームは薬剤師のほか、医師?歯科医師、看護師、管理栄養士、リハビリ、臨床検査技師、事務員で構成されています。
    カンファレンス?回診では、多職種が協力して、それぞれの専門知識を持ち寄り、患者さん一人ひとりにとって最適な栄養療法を提供しています。また、院内スタッフを対象に、栄養管理の啓蒙のため、定期的に栄養に関する勉強会を行っています。
    • カンファレンス?回診(2回/週;火?木曜日)
    • 勉強会の開催(1回/月)
  6. HIV対応報告
    薬剤師の他に複数の職種(スタッフ)が、長期的な治療継続を成功に導くために医学的、精神的、あるいは社会的な側面から患者をサポートしています。薬剤師は、生活の質を損なうことなく有効で安全な治療を継続することができるように患者の生活スタイルや他剤の飲み合わせ、副作用のパターンなどに応じた抗HIV薬の選択や、患者カウンセリングを通した服薬支援、並びに副作用などのマネージメントを通して患者をサポートしています。
    • 外来/入院患者の治療管理に関するコンサルテーション応需
    • HIV会議(多職種による情報共有)への参加(毎月1回)
    • 服薬カウンセリングによる実際の患者サポート
    • 抗HIV薬の院内在庫の管理
    • 抗HIV薬の新規採用等に応じた、院外薬局との調整
    • 薬剤部内職員教育
  7. 褥瘡対策室
    薬剤師のほか、医師(皮膚科医?形成外科医)、看護師、理学療法士、ソーシャルワーカー、事務員で構成されています。主に医師、薬剤師、栄養士で患者に関するアセスメントを行いながら情報共有を行っています。
    • 褥瘡回診(1回/週;木曜日)
    • 褥瘡対策室会議(1回/月)

連絡先

〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1 Phone:代表03-3353-8111
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