当科の特徴
スタッフの専門分野は多彩で、幅広い血液疾患を経験可能です。各種血液疾患の化学療法、造血幹細胞移植をはじめ、多面的に血液内科学を修得できます。また、当院は全国最大規模の病床数を持つ大学病院であり、他疾患の治療中に血液疾患を発症した症例も多く、他科との連携のもと幅広い疾患知識を身に付けることができます。医局は約半数が他大学出身者であり、教室創立以来学閥がなく自由な雰囲気の中で血液内科学を学ぶことができるのも大きな特徴です。
後期研修期間内に内科専門医、血液専門医、総合内科専門医の取得を目指します。血液専門医資格を有した後には、造血幹細胞移植学会認定専門医の申請資格の取得も可能です。希望者にはがん薬物療法専門医受験資格を得られるよう院内ローテートも計画できます。また、大学院や臨床大学院医学博士課程への入学も可能です。血液学は基礎研究が臨床応用に直結しやすく、日常診療への幅広い視野と深い洞察力を身に付けることができます。
指導スタッフ
瀬尾幸子 教授、吉永健太郎 講師、篠原明仁 講師、
石山みどり 准講師、田中紀奈 准講師
※日本血液学会指導医 5名 (日本血液学会専門医 11名)
研修施設
?基幹施設:東京女子医科大学病院(本院)
?研修協力施設:東京女子医科大学附属八千代医療センター、多摩北部医療センター、板橋中央総合病院、さいたま赤十字病院など
年次別研修スケジュールと主な目標
年次 |
内 容 |
1年 |
血液疾患の基礎的診療技術?知識の習得
内科救急診療技術の習得(2か月程度の救急診療部派遣)
院内内科ローテーション研修(希望により数カ月程度の他科研修が可能)
学会参加?学会発表
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2年 |
研修協力施設(病院)での研修(血液内科および一般内科診療技術の習得)
学会参加?学会発表
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3年 |
血液疾患の診療
学会発表、臨床研究、基礎研究、論文執筆
内科専門医の取得
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4年 |
血液疾患の診療
学会発表、臨床研究、基礎研究、論文執筆
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5年 |
血液疾患の診療
学会発表、臨床研究、基礎研究、論文執筆
血液内科専門医の取得
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修了 以降 |
助教としての採用。本院および研修協力施設(病院)で指導医として勤務
日本造血?免疫細胞療法学会造血細胞移植認定医の取得
がん薬物療法専門医の取得
日本がん治療認定医の取得
総合内科専門医の取得
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※基本的なスケジュールの例であり、変更となることがあります。
週間予定
曜日 |
朝 |
午前 |
午後 |
月 |
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病棟業務 |
骨髄検査 |
火 |
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病棟業務 |
病棟業務 |
水 |
抄読会 |
教授回診 |
症例検討会 移植カンファレンス 病理カンファレンス (毎月1回開催) |
木 |
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病棟業務 |
骨髄検査 |
金 |
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病棟業務 |
病棟業務 |
土 |
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チャート回診 (第3土曜日はなし) |
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※ 週1回1日の研究日(外勤日)の設定が可能です。
※ この他に月1~2回の当直業務があります。
学位
学位にふさわしい研究論文が掲載された場合には、教授?基幹分野長との協議のもと、医学博士の学位の申請が可能です。後期研修医の身分のまま、本学大学院医学研究科に入学することもできます(臨床大学院生)。
研修修了後の進路
研修修了後、血液内科教授?基幹分野長とスタッフ会議で協議のうえ、助教として採用することが可能です。