2012年10月号
研修医会からの報告
研修医会役員 第8期生 肥沼直子
全研修医からなる研修医会は、1年次11人、2年次9人、計20人の役員を中心に活動しています。研修医制度が始まって9年が経ちますが、研修医会は研修医のニーズに沿った、より良い研修となるよう活動してきました。
活動内容としては、年度初めのウェルカムパーティー、毎月行われる各種会議への参加、女子医大学会の企画、年度終わりのフェアウェルパーティーなど多岐におよびます。ウェルカムパーティーやフェアウェルパーティーでは1年次と2年次研修医の交流を目的とし、各種会議では、連絡を受けたさまざまな内容を、各研修医に周知しています。
これらの活動の中でも、作業部会への参加はとくに重要で、毎月研修医会からの報告を行っています。当院のように100人以上の研修医が在籍している研修施設では、一般的に個々の希望や意見が反映されるのは難しいと思われがちです。しかし、研修医は、それぞれが自分に合った研修を求めており、研修医会ではその各人の意見や希望を取りまとめ、作業部会でセンター長をはじめとする諸先生方に報告し、研修プログラムに反映していただけるよう議論に参加しています。
今年度より新たに開催されることとなった他大学生向けの病院説明会では、研修医会を中心に病院案内、研修生活の紹介などを行いました。病院見学中にも多くの質問を受け、当院に興味を持っていただくことができました。
研修医各々が目指す医師像に一歩でも近づけるよう、また、研修生活がより良いものになるように活動していくことは、多くの医学生が当院で研修したいと思うような施設となることにも繋がっていくと思います。これからも当院初期研修プログラムが多くの医学生に求められるものとなるよう改善をめざして活動していきます。