2018年3月号
研修医の学会参加
卒後臨床研修センター センター長 川名正敏
2月24日(土)総合外来センター5階大会議室において、第357回東京女子医科大学学会例会に引き続き、第12回研修医症例報告会が開催され、初期臨床研修医により本院6題、東医療センター8題の発表が行われました。症例報告は通常の学会と同じ形式で、演題発表に引き続いて研修医である演者が会場からの質問を受け、自らの考えで対応するスタイルで実施しています。
今年度のベストプレゼンテーション賞は、最優秀賞を1名、優秀賞を2名に授与しました。最優秀賞は、「Multi-detector computed tomography(MDCT)を用いた稀少疾患であるcalcified amorphous tumor(CAT)の定量的評価」について発表した 福島 博研修医が受賞しました。優秀賞には、「胃ランタン沈着症-6例の臨床病理学的検討」を発表した 小林茉弥研修医、「ニボルマブ関連大腸炎に対してステロイドが有効であった転移性腎細胞癌の1例」を発表した東医療センター所属 木下翔太郎研修医が選ばれました。
ベストプレゼンテーション賞は、十数名の審査担当者が発表内容とその方法および表現力、スライドの見やすさ、質問への受け答えなどの観点から総合的に評価した結果をもとに選出、表彰しています。
受賞された3名にとどまらず、全14演題とも甲乙つけ難い素晴らしいプレゼンテーションでした。
最後に、学会発表の指導、また、発表当日に温かく見守ってくださったすべての指導医、学会室の皆様のご尽力に、心より感謝申し上げます。