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卒後臨床研修センターだより

さまざまな説明会やオリエンテーション、学会に参加する研修医たち。
貴重な体験報告や、臨場感あふれる行事の様子など月毎にお知らせします。

2021年3月号
研修医の学会参加

センター長 坂井修二

 2月27日(土)、第363回東京女子医科大学学会例会において、第15回研修医症例報告会が開催されました。

 今年は、新型コロナウイルス感染対策として、Zoomを利用した初のオンライン講演会となりましたが、初期臨床研修医により本院7題、東医療センター6題の計13題の発表が行われました。症例報告は、事前に発表内容を録画した動画を放映し、参加者からチャット機能で寄せられた質問に対して発表者が答える形で進行しました。


 今年度のベストプレゼンテーション賞は3名に授与し、「原発性アルドステロン症に伴う重症心不全に対して副腎摘出術にて心不全改善を認めた1例」について発表した 手塚大樹研修医、「Xp11.2転座型腎細胞癌(Xp11.2-tRCC) ~Adolescent and young adult (AYA)世代、希少がんの1例」を発表した 野村 塁研修医、「不随意運動で発症した原発性抗リン脂質抗体症候群の男子例」を発表した水沼吉章研修医が選ばれました。

 ベストプレゼンテーション賞は、本院、東医療センター、八千代医療センターの3施設から審査担当者を選出し、発表内容とその方法および表現力、スライドの見やすさ、質問への受け答えなどの観点から総合的に評価した結果をもとに選出、表彰しています。
 受賞された3名にとどまらず、全13演題とも甲乙つけ難い素晴らしいプレゼンテーションでした。
 最後に、学会発表の指導、また、発表当日に温かく見守ってくださったすべての指導医、学会室の皆様のご尽力に、心より感謝申し上げます。

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