甲状腺
甲状腺は首のノドボトケの下にあります。そこから分泌される甲状腺ホルモンは代謝を活発にします。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺ホルモンが多くですぎると甲状腺機能亢進症とよばれる病気になり、その代表的な病気がバセドウ病です。バセドウ病は甲状腺にあるTSH受容体(レセプター)に対する抗体ができ、甲状腺を刺激してホルモンを分泌させます。ホルモンが多すぎるため、代謝が盛んになり体重減少、汗かき、暑がり、指の震え、動悸がおこります。
橋本病(甲状腺機能低下症)
甲状腺ホルモンが少ないと甲状腺機能低下症となり、その代表的な病気が橋本病です。橋本病では甲状腺が自分のリンパ球で攻撃をうけて組織が徐々に破壊されます。ホルモンが足りなくなると元気がでない、寒がり、動作が緩慢になる、全身がむくむ、記憶が悪くなるなどの症状が出ます。