医薬品情報?薬務業務
能動的で迅速な医薬品情報提供します。
医薬品情報室では薬剤師が医薬品情報業務に携わり、医薬品情報の収集?整理?保管?評価を主業務とし、薬剤管理指導業務を兼務で行っています。
院内及び関連病院の医療従事者からの問い合わせは月に約150件あり、DRUGDEX(海外データベース)やJUS D.I.(添付文書情報)を導入するなど、常にアップデートされた最新の情報提供を心掛けています。また、医薬品適正使用情報は、ホームページ掲載や“医薬品安全管理レター”“Drug Information”“薬剤部通信”の配布、院内メーリングリストを使用したメール配信等により、情報の緊急性?重要度に合わせて的確に発信しています。
当院では医薬品?医療機器安全性情報報告制度の推進を目指し、電子カルテシステム上で有害事象報告を行える体制を整備しています。報告された有害事象情報は、医薬品情報室で一元管理し、精査の上、院内へ周知しています。
薬事委員会事務局として、新規医薬品を採用する際には事前ヒアリングを行い、有効性?安全性、経済性を考慮した資料を作成しています。また、採用後は、有効性評価、使用量調査、フォーミュラリー作成等を行い、随時採用品目の適正化を図っています。
未承認?禁忌?適応外等医薬品評価委員会事務局として、院内で使用される未承認?禁忌?適応外医薬品等について、倫理面も含めた使用の妥当性を調査し、評価資料を作成しています。
試験薬管理業務
質の高い試験の実施をサポートします。
試験薬管理室は、2012年に立ちあげた臨床研究支援センター(Intelligent Clinical Research and Innovation Center:iCLIC)の研究資材管理部門に属しています。
試験薬管理室は治験および臨床試験に使用する治験薬および試験薬等の管理を行い、職種間の連携を図りGCPに適合した質の高い試験の実施をサポートします。

主な業務内容
- 治験薬に関するヒアリングの実施
- 治験薬のマスター作成
- 治験薬の搬入?回収に関する対応
- 治験薬の数量及び品質の管理
- 被験者への治験薬の交付
- 被験者からの治験薬の返却
- 原資料の直接閲覧(SDV)及び監査への対応
- 臨床試験に使用する試験薬の相談?管理
- 薬剤部職員への治験薬及び臨床試験の情報提供