睡眠中の状態を観察し、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、レム睡眠行動障害、むずむず脚症候群、ナルコレプシー、不眠症などの睡眠障害を評価する検査です。ご自宅で就寝時に測定するホルターSpO2や簡易ポリグラフ検査、1泊入院して行う睡眠ポリグラフ検査があります。
日本睡眠学会認定検査技師、米国BRPT認定睡眠検査技師(RPSGT)が中心となり検査を施行しています。
検査項目名 | 検査内容 |
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簡易ポリグラフ検査 | 睡眠時無呼吸症候群が疑われるときに実施するスクリーニング検査です。 ご自宅に機器を持ち帰り、寝る前にご自身で装着します。 |
ホルターSpO2 | 腕時計型の記録器で動脈血酸素飽和度(SpO2)を記録して、心臓や肺の病気が原因で酸素を体に取り込む力が落ちていないかを調べます。 また睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査にも使用されます。 |
睡眠ポリグラフ検査(PSG) | 入院して睡眠の状態を総合的に調べる精密検査です。 睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動障害、REM行動障害などの睡眠障害を評価します。 |
睡眠潜時反復検査(MSLT) | 入院して昼間の眠気を客観的に評価する検査です。 ナルコレプシーなどの過眠症を評価します。 |